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新棟に世田谷区の回復期リハビリテーション病棟を持つ病院で、初のレール走行式免荷リフトを導入しました。

有隣病院の回復期リハビリテーション病棟は、2024年度11月に現在建設中である新棟に移行します。

2階、3階の回復期リハビリテーション病棟には、各階にリハビリ室が併設されており、リハビリをできる環境が身近にあることで、意欲的にリハビリに取り組めるようになっています。新棟のリハビリ室には各階に1台ずつ、世田谷区の回復期リハビリテーション病棟を持つ病院で初めて(2024年10月現在)モリトー社のレール走行式免荷リフトを導入しています。

※掲載されている画像はイメージです。

レール走行式免荷リフトは歩行練習支援機器で、患者様に専用のハーネスを装着してもらうことで、電動で0kg~100kgまで、免荷量を調整できます。電動昇降のため、車いすの患者様の立ち上がりも容易に行うことができます。また、立ち上がったあとは、天井のレールに沿って吊り下げながら歩行練習ができる機械になっています。

主に脳卒中や脊髄損傷の患者様の歩行練習に使用され、安全懸架装置で体重を免荷する事で患者様の腰やひざへの負担を軽減し、早期から「自然な歩行」姿勢で練習ができます。また、リフトで支えているためバランスを崩しても「転倒しない」ようになっているため、患者様自身の恐怖心も少なく、意欲的に練習に取り組める装置になっています。

※掲載されている画像はイメージです。

リハビリ中もスタッフが、歩行の介助のみに意識をとられることなく、歩行の確認や運動量が確保できるため、リハビリ指導に集中できる事も大きなメリットになります。

レール走行式免荷リフトが導入されることで、患者様も難易度の高いバランス練習にチャレンジたり、バランスを崩すような失敗も経験できるなど、安全を確保した上で多くの経験をしてもらうことができます。

また、重度の介助が必要な患者様もスプリングハンガーを使用し、免荷量を調整することでより自然な歩行姿勢での練習ができるようになります。

レール走行式免荷装置を当院リハビリテーション室に導入し、安心安全なリハビリテーションを患者様に提供できるように取り組んでいきたいと思います。

有隣病院 リハビリテーション室

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