有隣病院全体で職員向けに「チーム医療とカンファレンスのあり方」についての研修を行いました
こんにちは。
有隣病院リハビリテーション室ブログ係です。
4月28日に当院回復期リハビリテーション病棟副統括部長である兼子尚久医師に、病院職員全体向けの研修を行っていただきました。
今回の研修テーマは「チーム医療とカンファレンスのあり方」についてでした。
この研修で、回復期リハビリテーション病棟において、多職種で構成されるチームが共通の目標を持って入院生活を進めていくためには、カンファレンスでの情報共有、検討の方法がとても重要であるということを改めて認識することができました。
回復期病棟でチーム医療を提供していくための理想的なチームモデルを「相互乗り入れチームモデル」といいます。これは、患者さんを中心にそれぞれの専門職が自分の専門領域を超えて積極的に交じり合い、高め合い、サポートし合い、補い合うことで、より良いチーム医療を実現しようという考え方から作られたチーム医療モデルのことです。
回復期リハビリテーション病棟では365日24時間がリハビリとなるので、カンファレンスの質を上げて多職種チームが目標を共有し、患者様が目標を達成できるよう今回の研修で学んだ「相互乗り入れチームモデル」を意識しながら、それぞれが共同して質の高いリハビリテーション医療を提供していく必要があると思いました。
当院では定期的に職員向けの研修を行っています。今後も病院全体のレベルアップのために研修を続けていきたいと思います。
夏へと向かう季節の変わり目ですので、お体には十分お気をつけください。
リハビリテーション室ブログ係